意識が内側に向いているとき、外側に向いているとき
の続きです。
意識が内側に向くと、第三者の評価が気にならなくなる・・・
という事を書きましたが、
例えば、褒められても、嬉しくない、
とか、
けなされても、悲しくないとか、
そういう訳ではありません。
褒められたら嬉しいし、けなされたら悲しいです。
ただ、あまりそれに、左右されなくなるし、こだわらなくなるという感じです。
以前、こちらのブログにも書きましたが、
■坐禅–無駄な抵抗は止めなさい!(゚o゚;
例えば、悲しいときに、悲しみを感じたくないので、無理に元気を出そうとしているとします。
その状態が、意識が外側に向いている状態、です。
悲しいときは、悲しみをしっかりと感じる・・・これが、意識が内側に向いている状態。
ブログにも書きましたが、感じ切ったほうが、悲しい気持ちや嫌な気持ちは手放しやすくなります。
手放してしまえば、その悲しみを与えてくれた第三者の存在もあまり気にならなくなります。
自分一人で解決しようとせず、誰かの助けを借りて癒すのももちろん良いですが、それはまた別の話になりますので、ここでは置いておきます。
楽しい気持ちは、気持ちよい感覚なので、感じ切ろうとしなくても、しっかり感じることができるのですが、執着が生まれやすいです。
例えば、
褒められて嬉しかった。→気持ちよい→また気持ちよくなりたい→また褒めてもらえるように頑張る
のような感じです。
結局、これも第三者に振り回されている状況です。
執着を手放す練習
もヨガでは大切なひとつのポイントです。
執着も、結局は意識が外に向いている状態です。
ヨガは、体の練習ももちろんありますが、意識の向け方の練習もとても大切です。
今、読み返しているエックハルト・トールさんの本に、意識の使い方について、具体的に書かれています。
しっかり、”今”を感じるのが大切なんですね~。