心の中で、無意識のうちに、抵抗をしています。
例えば、とても悲しい気持ちのとき。
「元気を出そう!」
として、悲しい気持ちにフタをして、元気を乗せようとします。
むかついた時
イライラとした感覚が、胸の奥にこみ上げます。
その瞬間に
「イライラしてはいけない。」
と、判断し、ぐっと止めようとします。
ポジティブになろうと、いい人間であろうと、努力してしまいます。
心の奥に押し込めた感情は、体の中でくすぶって、次出てくるタイミングを待っています。
なかなか出てくるタイミングがないと、痛みや病気となって、体に出てくることもあります。
私が思うに、内側から沸き起こる感情は、おしっこやうんこと同じ、生理現象のようなものです。
体の内側で勝手に作られて、体にためこむと毒になります。
ネガティブな感情=×
ポジティブな感情=○
と、頭は判断します。
ネガティブな感情を感じているときは、気持ちが悪いし、ポジティブな感情を感じているときは、気持ちがいいです。
だけど、
どんどん、流すためには、まず、あらゆる感情に、×、○、の判断を付けることをやめます。
×、○があるから、押さえたり、我慢したり、無視したりしてしまいます。
×、○の判断をやめて、その感情を、あるがままに感じてみます。
気持ちよい感情も、気持ち悪い感情も、感じ切ってみます。
ネガティブな感情を感じ切るとき、とてもいたたまれなくなるような、嫌な気持ちが出てくることもあるけど、そこが山場で、それを乗り越えると、スッキリします。
気持ちの良い感情を感じているときは、いつまでも感じていたいので、その感覚に執着しがちです。
感情をためこまない事は、あるがままをしっかり感じ切る、ということ。
×、○を付けること、ジャッジすることをやめて、少し立ち止まってみる必要があります。
それは、練習すると、出来るようになります。
坐禅は、この感覚を身に付けるのに、とても良いツールになります。
なごみヨガ(綱島・虎ノ門のヨガ教室)
http://nagomiyoga.jp/
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