OADセラピスト養成講座(J2)修了。心の解体。気付きの意識。

1年間のOADセラピスト養成講座も3月で終わりました。楽しかったなぁ~。

OADセラピーでは、「悟り(非二元)の教え」を基にした「インテグレイテッド心理学」がベースにあります。

「悟り(非二元)の教え」は、一つの「事実」を指し示した教えです。

OAD心理セラピスト養成講座受講中に、家にあるラマナ・マハラシや、OSHO、ヨガ・スートラなどをペラペラと読んでみました。説明の仕方には、それぞれ個性があるかもしれませんが、言っていることは、みんな本当に同じことなんだということに、ようやく気付き、人知れず感動しました。

「悟り(非二元)の教え」が土台になかったら、おそらく私は、いつまでも自分癒やし迷子のままだったろうと思います。

悟りの教えというと、崇高な教え、特別な人だけが知って良い教え、等々のイメージがありましたが、OAD講座内ではサラリと軽やかに、あゆかさんがいつも説明されていました。

さらに大切なのが「悟りの教え」がベースにあるセラピーではありますが、悟りの教え、または悟りを開くこと、それ自体が、癒やしを起こすわけではないという点です。

OADを知る前は、何を隠そう完全に勘違いしていまして、「悟りを開けば、何も悩みのない自分になれる」そう信じていました。

特に、鬱やトラウマ等は、脳や自律神経等の状態も関係してくる、身体的な状態です。悟りを開いたからといって、虫歯が治るわけではないのと同じことなんですね。

OADセラピーでは、EFT等を用いて、身体の感覚を用いたセラピーを使います。トラウマを解放することで、呼吸が深くなったり、月経前症候群が軽くなったり、身体の状態にも変化が起きるということを、身をもって体験しています。

 

あと、OADがすごく特徴的で面白いと思う点は、「心を解体する」という点です。ほとんどのセラピーは、「ネガティブをポジティブに変化させる」というような癒しが目的だと思います。

OADは、それももちろん目的のひとつではありますが、さらにもう一つ、「心を解体する」ことも、目的にあります。

まだ、私も思考のレベルの理解ですので、「こういうことです!」とハッキリと説明はできませんが、「心を解体する」というのは、自分だと思っている存在、身体、心、思考、などが幻想であるということに気づき、本来の純粋なエネルギー、「気付きの意識」に気付くということです。

ネガティブな状態をポジティブにするのは、生きやすさにもつながるし、大事なことです。でも、ネガティブをポジティブにすることは、終わりがありません。

私はずっと、ネガティブをポジティブにしたその先に、もっと大きな何かがある、とずっと追いかけているような感じでしたので、少し疲れていました。そんな私にとっても、「心を解体する」という視点は、安心感のような、そんな感覚を感じました。

「悟り」という、太古の昔からある普遍的な教えがベースになっているセラピーに出会い、学ぶことができて、本当に幸せだなぁと思います。たくさん使っていきたいと思っています。

 

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