【EFT実践記】お腹からにゅるっと産まれた、６歳児の私（インナーチャイルド）

こんにちわ。なごみヨガ和枝です。

今日は私のEFT実践記をご紹介します。EFTは、「ハリを使わない感情の鍼治療」と呼ばれていて、「感情解放テクニック」と日本語では呼ばれています。アメリカでは、トラウマを抱えた帰還兵などにも使われているテクニックです。詳しくはこちら

様々なテーマに、幅広く対応できます。例えば、先日は「宝くじで1000万円当選した時のことを想像した時に感じる、怖い感じ」をテーマに、遊び感覚でセルフEFTしましたが、これも土台となっている思いはかなり深いもので、戦争で苦労した先祖の思いなどたくさん出て来て、けっこうビックリしました。それは、またいつかの機会に。

今日は「お腹からにゅるっと産まれた、６歳児の私(インナーチャイルド)」

では、どうぞ～。

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先日、EFTセミナーを受けてから、セルフワークを続けています。セミナーで「抑圧」について教えてもらったおかげで、「本当の本当の想い」に気付くスピードがアップしたように思う。EFT、すごく楽しいです（笑）

昨日も、あるワークに取り組みました。内容としては、割とたわいもないこと。いつも通り、14カ所のツボをトントン叩きながら、感情を解放して行く。表面にある感情を解放して行くと、ドンドン深い部分に隠れていた感情や、記憶が蘇ってくる。

あるポイントで「みんな、私のことを信頼していない。」という強い怒りがこみ上げてきた。この感情が生まれたのは、一体いつなの？トントンしながら探ってみる。様々な記憶が蘇ってくる。土台となる記憶を見つけ出す。この時、潜在意識の海を泳いでいるみたいだな～と、思う。宝物を探しながら、暗い海の中に潜り込んでいるような、でも、絶対的に安心安全な感覚で、静かで、生温かいエネルギーに体全体が包み込まれているような感覚になる。

６歳の頃の私の記憶が出てきた。『あ～、またこの記憶か～。』と思う。何度も出てくるシーン。母親の一言に傷付き、「死んでしまおう。」と思うシーンだ。顕在意識では、母親のことも許しているし、自分のことも癒したつもりなのだが、潜在意識ではまだ傷ついている私がいるからこそ、何度も出てくるんだろう。

その時の私は、圧倒的な悲しみに、自分の存在をかき消しているような感覚だ。そして、エネルギー的に本当に消えてしまっていることに、ふと気付いた。どこに行ってしまったんだろう？と、しばらく探ってみる。

「出て来ても大丈夫だよ～。」と、声をかけてみた。そしたら、にゅるっと、私のお腹の中から６歳児の私が出て来た。私のお腹のあたりにヒシッと顔を埋めて、「エーンエーン」と、悲しみに打ちひしがれて泣いている様子が浮かんだ。

その様子が、イメージの中なのだけどあまりにもリアルで、こちら側の私も一緒に泣きながらも、若干おののいている。私自身でありながら、まるで、私の子供のようだ。今いる私とは、完全に分離している。ものすごく傷ついたインナーチャイルド。

「ずっと、悲しかったんだね。
すっと、そこで待っていてくれたんだね。
頑張ったね。
悲しんでも、大丈夫だよ。
泣いても、大丈夫だよ。
愛しているよ。
大丈夫、大丈夫。」

という言葉をかけてあげると、とても安心した様子で、思い切り泣いている。

私の人生における自己肯定感の低さは、この時に消えてしまったインナーチャイルドが、かなり影響しているように思った。子供のころから、私がどこかに消えているような、軸がないような、所在ない感覚をずっと感じていた。この感覚は、非常に虚しく、空虚で、イライラするのだ。ヨガをしだして、だいぶ取り戻したと思っていたけど・・・ここにまだ、愛してほしい私が隠れていたんだね！その私に出会えたことが、いまここにいる私はとても嬉しかったの！！！！！

悲しみを解放した後、母親への怒りがこみ上げて、怒りはあっさりと解放した。

「どうして欲しい？」

と聞いたら、

「お母さんに抱きしめて欲しい。」

と伝えてきた。母親から傷つけられても、やっぱりお母さんのことが大好きな私が、とてもいたい気で我ながら泣けてしまう。

イメージでお母さんにひとしきり抱きしめてもらった後、インナーチャイルドはお母さんの子宮に戻って行ってしまった。インナーチャイルドの私にとって、お母さんの子宮の中が、最高に安心安全な場所なんだろうな・・・。今までは、私の子宮の中にずっと潜んでいたんだなぁと思った。だから、私の前に表れたとき、まるで生まれたての赤ちゃんのように「にゅるっ」とした、登場の仕方だった。子宮に戻って、もう一回、産まれ治したかったのね・・・。

インナーチャイルドの私は、お母さんの子宮に戻ってしまってそのままだ。とりあえずこちら側の私は満足な気分だったので、ワークは終了した。

いつになったら、戻ってきてくれるのか？もしかしたら、もう戻ってきているのかもしれない。今朝、子供の頃好きだった、キキララの画像を見たら、ものすごく喜んでいる私がいたから、「戻ってきたのかな？」って、そう思った。

分からないけど、今の私は、とても平和で安心な感覚に包まれている。

【後日談】

後日、別のワークをしていたら、母の子宮に隠れていたインナーチャイルドが登場してくれました。

「こっちの世界は、辛いからイヤだよ！」
「ずっと、誰も助けてくれなかったんだから！」
「今さら、なにさ！」
「誰のことも信用できない！」

と、怒っている＆悲しんでいる様子でした。しばしワークをして、最後は

「今は、優しい人たちに囲まれているし、助けてくれる人がたくさんいるから大丈夫だよ。」

と、声を掛けたら納得したようで、私の中に戻って来てくれました。

ふ～、良かった（笑）

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EFTの個人セッションは、3月後半頃から虎ノ門と自由が丘でモニター募集を開始する予定です。